モーションウィジット

2018年4月26日木曜日

【カメラ散歩】圧倒的なスケール感、國領神社の千年乃藤

国領神社は甲州街道沿い、布田駅のほぼ真北にあります。
この季節、人が数多くいるのですぐにわかるんですけど、皆さん目当ては同じ。
 
境内はぶどう農園みたいな棚に覆われています。
色もぶどうと同じく紫色、これが何かというと…
 
そう、藤の花なんですね。
「千年乃藤」と呼ばれる藤、実際の樹齢は400~500年らしい。
 
とはいえ、高さ4mの藤棚には陽光を遮るほど枝に覆われています。
これだけ規模が大きな藤を見るのは初めてじゃないかな。
 
端まで歩いて見上げると、ん、何だ、あの鉄塔は。
境内の説明文を読むと、かつてはケヤキの大木に絡まっていた藤、落雷でケヤキが朽ちて、代わりに立てた電柱に伸びているんだとか。
 
電柱の高さは12m、その天辺から降りてきた蔓が4mの藤棚に絡まっているのだそうです。
この圧倒的なスケール、国領神社の凄さですね。
 
少々残念だったのが、藤の花のボリューム感が今ひとつ。
高圓寺もそうだったんですけど、今年は藤の花の勢いがないのか、時期が外れているのか。
 
この巨大な藤棚いっぱいに、紫色の穂が長く垂れ下がる風景。
どんなに迫力があるだろうかとワクワクしますね。
 
今年はもう来ることはないだろうけど、いつかそんな風景を是非見てみたい。
そう思わせるだけのものがある神社でした。
 
 
國領神社
調布市国領町1-7-1
042-482-5207
ご祭神 神産巣日神、天照大神、素戔嗚尊
 

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