モーションウィジット

2018年2月22日木曜日

【観光】千住宿、色濃く残る当時の面影

南千住と北千住の間には、隅田川にかかる千住大橋。
これを渡って、北千住側に移動です。
 
この橋が架けられたのは昭和2年というから、90年ほど前のこと。
最初の架橋は1594年、以来、場所を変えたり改修があったりしながらも、1885年の台風までは流出が一度もなかったんだとか。
 
日光街道だけでなく、水戸街道、奥州街道、佐倉街道が通る重要な橋、さぞ丁寧にメンテされていたんでしょう。
 
北千住側には足立市場。
都内唯一の水産専門市場とのことで、本当はここでランチをと思っていたんです。
 
ところがどっこい、この日は日曜日で市場はお休み。
ネットで調べて知っていたから良かったものの、現地に着いてで初めて知るなんていう状況だと、かなりショックだろうな。
 
その足立市場の横にも松尾芭蕉像。
南千住駅前に比べるとかなり太り気味、しかも目がギョロっと大きくて、悪徳商人系の顔付きですね。
 
足立市場の前の道は、旧日光街道です。
この真っ直ぐな道沿い、かつての千住宿があったのか。
 
お、街のそこここに説明板がかけてあるぞ。
かつてその場所に何があったのか、かなり細かく解説がついています。
 
こんな地図まであって、千住宿内の配置は詳細に記録が残っていたんだなと。
 
今風の建物が立ち並ぶなか、当時を想像できるものは何一つとしてないんですけどね。
当時そのままの宿場町を再現したら、さぞや人気の観光地になるでしょう。
 
ただ歩くだけとはいえ、歴史の息吹を感じられる道筋でした。
 
 
【今日のワンポイント】
・千住宿は江戸最大級の宿場町。幕末期には人口約1万人、軒数2,400軒もあったんだそうです。

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