モーションウィジット

2018年2月28日水曜日

【ふるさと納税】宮崎県なのに、なぜか激ウマ明太子

ふるさと納税の返礼品として、モツ鍋とともに宮崎県都農町から送られてきたのが明太子。
 
やまやの明太子は福岡、なので都農町とは全く関係なし。
九州は県(というか昔の国)の独立性が強く、他県のものを返礼品にするというのはちょっと意外ですけど、最近は変わってきているのかもしれないですね。
 
明太子は冷凍されていて、2ヵ月は保つとのこと。
デッカい明太子、ご飯のお供に最高の一品です。
 
大量にあるので、気軽に食べられるのが嬉しいなぁ。
食べ過ぎは健康に障りそうなので、1回あたりの量は控えめに。
 
ご飯にのせて、さぁて、頂きま~す。
 
お、明太子からは柚子の香り。
辛さもそれほどでもなく、ご飯との相性は抜群じゃないですか。
 
パクッと一口、飲み込むとまた明太子ご飯を一口。
美味しさのあまり、他のオカズに手を出すことなく食べ続けてしまいます。
 
う~ん、こんなに幸せな気分に浸れるとは。
本場の明太子の実力、たっぷり堪能できました。
 
今回食べたのはこんなセット。
上にも書いたようにバリバリの福岡とはいえ、同じ九州だし、美味しけりゃまぁよしですね。
 
 
【今日のワンポイント】
・都農町には円墳や前方後円墳などが多数あるとのこと。縄文時代の遺跡もあり、古くから人が住む豊かな地だったことがわかりますね。

2018年2月27日火曜日

【ふるさと納税】全てセットでお手軽美味、ぷるんぷるんのモツ鍋

ふるさと納税、できるだけ日本の地方各地にと思い、北海道、東北、四国と九州に。
九州は馴染みがほとんどなく、それでもと選んだのは宮崎県都農町です。
 
都農といっても、聞いたことがあるのはワインぐらい。
ネットで調べると、1990年代以降は人口が減り続けている典型的な地方の町のようです。
 
返礼品で送られてきたのはモツ鍋。
野菜までセットになっているので、買い足しが不要なのは嬉しいですね。
 
モツを食べるのは久しぶり、さぁて、頂きま~す。
 
うん、美味しい。
野菜は地物なのか、冷凍でもごく普通にいい味。
 
モツはぷるんぷるん。
噛み締めると濃厚な脂がジュワッと滲み出てきます。
 
特別感はないながらも、基本をしっかり押さえた仕上がりになっています。
 
更に嬉しいのは、〆のちゃんぽん麺までセットになっていること。
少し味に変化をとキムチをのせましたけど、これもむっちりした麺でいい味でした。
 
 
ところでモツ鍋って、福岡の名物じゃないかなと。
都農とどういう関係があるのか、よくわからないまま食べ終えましたけど、美味しければまぁいいかな。
 
ご馳走さまでした。
 
 
【今日のワンポイント】
・都農の名産品、「みやざき金ふぐ」はシロサバフグ、無毒のフグなんだそうです。これも食べてみたいですね。
 

2018年2月26日月曜日

【料理】酒のツマミに、鯨の刺身と薩摩揚げ

日曜日の夕方、軽くツマミを作ってから酒でも飲むかなと。
 
この赤い物体、何だと思います?
 
パッと見は馬刺しっぽいですけど、これは鯨の刺身。
近所のスーパーで売ってたもので、専門店以外では珍しいので買ってみました。
 
ニンニクと生姜を混ぜた生醤油をかけて、さて、頂きま~す。
 
お、脂がのっているなぁ。
食感は馬刺しのようで、微かに鯨特有の臭みがあります。
 
それをニンニクと生姜が打ち消しているものの、この臭みが鯨の醍醐味。
スーパーの割には高品質な鯨に満足です。
 
もう一品は薩摩揚げ。
安売りされていたもので、味に変化をつけようと刻んだ大葉をのせています。
 
単なる大葉ではなく、柚子胡椒を絡めてピリッとさせてと。
のせ過ぎると辛さが気になるんでしょうけど、少量であればいいアクセントになるんですよね。
 
簡単なトッピングでグレードアップした印象。
こういう工夫も楽しいものです。
 
 
この日の2品には日本酒を合わせましたけど、本当はミディアムの赤ワインの方がいいのかも。
最近は日本酒の方が多くなっているのは、もしかして歳のせいか…
 
 
【今日のワンポイント】
・日本の鯨肉の消費量、1960年代にピークの20万t/年を迎えた後に激減、1989年にはほぼ0になり、その後は少し回復しています。2013年には5,000t/年、ピーク時の2.5%とはいえ、一方的な右肩下がりではないんですね。
 

2018年2月25日日曜日

【観光】千住宿散歩、締めくくりは昭和レトロな喫茶店

この日の街歩き、折り返しは荒川の河原。
 
虹の広場というところまで来ましたけど、ここはそれほどの見所じゃないかな。
寒いのによくウェイクボードなんかやるなぁと感心した程度でした。
 
河原近く、名倉医院という病院に江戸時代の面影を残す門があるそうですけど、何故か見落とし。
他でも江戸時代の雰囲気を散々感じてきた1日だったので、まぁいいかな。
 
北千住駅に向かう途中に氷川神社。
 
氷川の「川」の字が斜めになっているのが面白いなと、この写真をパチリ。
ついでにお参りもしておきました。
 
お隣の長圓寺の門近くには「めやみ地蔵」。
漢字は「目病み」、目の病気や視力の回復にご利益があるんでしょう。
 
狭いスペースにコンパクトにまとまっていることに感心。
 
北千住駅前まで戻ってきて、マルイの近くに昭和レトロな喫茶店「マイウェイ」を発見。
よし、ここでコーヒーでも飲んでから帰ろう。
 
コーヒーの味は悪くないものの、温度がちょっと高過ぎ。
ん、のんびりと長居することができる店、というコンセプトなのかな。
 
店内は全面喫煙可なので、タバコ嫌いの方はやめておいた方がいいでしょうけどね。
調度品もレトロ、全てが懐かしい雰囲気の喫茶店でした。
 
いやぁ、歩いた歩いた。
といってもトータル8kmほど、3時間強なので全然大したことないんですけどね。
 
今後役に立つことももしかしてあるかなと、当日のルートを記してこのシリーズの連載を終えることにします。
 
 
マイウェイ
03-3870-6905
東京都足立区千住3-68
営業時間 11:00~19:00
定休日 水曜

2018年2月24日土曜日

【観光】へぇ、「奥の細道」の終点は大垣だったんだ

「千寿 竹やぶ」での昼食後、再び北千住観光に。
 
旧日光街道まで戻ろうとすると、国道4号線沿いにこんな看板。
 
へぇ、千葉佐那って、「龍馬伝」で貫地谷しほりが演じていた千葉周作の姪っ子。
明治時代に入ってからは、ここで灸治院をやっていたとは。
 
59歳の生涯だったそうですけど、当時の寿命は14歳未満での死亡を除くと60歳前後とのこと。
正にぴったりですね。
 
旧日光街道に戻ると、北千住近くは路面が煉瓦色。
人通りも多くて、千住宿の跡も発見しにくくなります。
 
そんな時には、「千住 街の駅」に立ち寄ってと。
観光用のパンフレットもくれますし、中にいるスタッフの方も親切に教えてくれます。
 
この日はとても寒い日だったので、暫し暖をとるのにもありがたかったです。
 
少し北に歩くと、ん?古民家風と昭和風の建物が並んでいます。
古民家は立ち飲み屋さん、昭和は看板にある通りガス器具屋さん(?)ですかね。
 
立ち飲み屋さんが営業していないのは昼間なので仕方なしとして、注目すべきはガス器具屋さんのシャッター。
北千住の商店街は、シャッターに江戸っぽい絵が描かれている店が多数、この絵を楽しむこともできるんです。
 
本当の古民家、横山家住宅は1855年築。
 
横山家は地漉き紙問屋を営んでいた旧家とのこと。
地漉き紙って何だと調べてみたら、再生紙なんだそうです。
 
中を見学できる訳でもなし。
外から眺めて往時を偲ぶ、という楽しみ方です。
 
学びピア21という生涯学習センター内、松尾芭蕉の像があります。
ここの松尾芭蕉は正座していて、さながらご隠居さんのようです。
 
南千住駅前、足立市場前それぞれとも全く違う風貌、松尾芭蕉に感じるイメージって、人様々なんですね。
 
おくのほそ道の地図もありましたけど、あれ、東北地方のみではなく、北陸を経由してゴールは大垣だったんだ。
 
この行程を4ヶ月で歩くって、かなり急いでいるのはなぜなんだろう。
大垣に着いて、その後はどうしたんだろう。
 
様々な疑問が湧いてくるので、時間がある時にでも調べてみよう。
 
というところで、続きはまた明日。
明日が千住宿散策最後の記事です。
 
 
【今日のワンポイント】
・気になったので調べてみたら、大垣の後は桑名まで船で移動。故郷の伊賀上野や京都、伊勢に大津等を巡ってから江戸に帰ったんだそうです。

2018年2月23日金曜日

【グルメ】千住新橋で食べログ評価トップのお蕎麦屋さんに

南千住から北千住への街歩きの途中、どこかでランチをと。
足立市場が周辺が狙い目だったんですけど、日曜日で休場なので営業しておらず。
 
だったらと、この近辺で食べログ評価トップ、お蕎麦屋さんの「千寿 竹やぶ」に行ってみることにしました。
 
お店に到着したのが開店直後の11:30、さすがにこの時間であれば並ばず入れます。
やはり早め早めの行動は、得することが多いものですね。
 
お店に入ると、ガラス張りの中に蕎麦を挽くマシン。
他ではあまり見たことがないので、これはこの店の特注品ですかね。
 
まずは乾杯、冷たいビールをグイッと。
短時間とはいえ、乾燥した外気に乾いた喉を潤してくれます。
 
コックコックゴック。
ぶは~、美味い!
 
ツマミは天ぷら、まずは野菜3品と海老かき揚げです。
野菜は塩で、かき揚げは天つゆでと、お店のスタッフが丁寧に解説してくれます。
 
よし、まずはかき揚げから、頂きま~す。
サクッ…
 
おぉ、何てきめ細かい衣なんだろう。
そこいらで食べる天ぷらとは段違いの食感、食材も適度に火が通っていていい仕上がりだこと。
 
野菜天も同様で、薄過ぎず厚過ぎず、適度な量の衣が味を引き立てています。
こりゃかなりのレベルだな。
 
蕗の薹の天ぷら。
言うまでもなく、これも素晴らしい仕上がり。
 
素材の苦味がはっきりしていて、日本酒を飲んだら止まらなくなりそうです。
 
いよいよ蕎麦に突入、まずは半盛りの十割蕎麦です。
 
蕎麦にも3種類あって、複数味わえるようにするためか、半盛りがあるのは嬉しいもの。
まぁ蕎麦なので、普通盛りでも2枚は食べられるんですけどね。
 
少量摘んで、汁を軽くくぐらせて。
ズ、ズズッ。
 
う~ん、蕎麦の香りが鼻まで抜けるぞ。
コシがあってモチモチした麺、素晴らしい味。
 
汁も出汁が効いていて美味、さすがは食べログ評価の高い店だなと感心。
 
そしてもう半盛りは粗挽き。
 
注文した際、「汁は十割蕎麦と同じなので、汁なしにしておきますね」と。
値段を抑える提案、これもまたいい心配りです。
 
粗挽きは十割蕎麦よりも短い麺。
プツプツと切れやすいながらも、蕎麦のワイルドさが伝わる美味しさ。
 
なるほど、好みによって食べ分けられるのはいいもの。
蕎麦をたっぷり堪能できました。
 
塩プリンがついてくるのも嬉しいもの。
カラメルが甘くて、塩味の効いたプリンとのバランスがいいんですよね。
 
デザートまで大満足、かなりレベルの高いお店でした。
 
 
千寿竹やぶ
03-3888-5897(予約可)
東京都足立区千住河原町7-12
営業時間 11:30~15:00、17:00~21:00
定休日 水曜、第3木曜
 

2018年2月22日木曜日

【観光】千住宿、色濃く残る当時の面影

南千住と北千住の間には、隅田川にかかる千住大橋。
これを渡って、北千住側に移動です。
 
この橋が架けられたのは昭和2年というから、90年ほど前のこと。
最初の架橋は1594年、以来、場所を変えたり改修があったりしながらも、1885年の台風までは流出が一度もなかったんだとか。
 
日光街道だけでなく、水戸街道、奥州街道、佐倉街道が通る重要な橋、さぞ丁寧にメンテされていたんでしょう。
 
北千住側には足立市場。
都内唯一の水産専門市場とのことで、本当はここでランチをと思っていたんです。
 
ところがどっこい、この日は日曜日で市場はお休み。
ネットで調べて知っていたから良かったものの、現地に着いてで初めて知るなんていう状況だと、かなりショックだろうな。
 
その足立市場の横にも松尾芭蕉像。
南千住駅前に比べるとかなり太り気味、しかも目がギョロっと大きくて、悪徳商人系の顔付きですね。
 
足立市場の前の道は、旧日光街道です。
この真っ直ぐな道沿い、かつての千住宿があったのか。
 
お、街のそこここに説明板がかけてあるぞ。
かつてその場所に何があったのか、かなり細かく解説がついています。
 
こんな地図まであって、千住宿内の配置は詳細に記録が残っていたんだなと。
 
今風の建物が立ち並ぶなか、当時を想像できるものは何一つとしてないんですけどね。
当時そのままの宿場町を再現したら、さぞや人気の観光地になるでしょう。
 
ただ歩くだけとはいえ、歴史の息吹を感じられる道筋でした。
 
 
【今日のワンポイント】
・千住宿は江戸最大級の宿場町。幕末期には人口約1万人、軒数2,400軒もあったんだそうです。

2018年2月21日水曜日

【観光】風変わりな絵馬の神社、虫歯の痛みに効く神社

回向院を見学した後、向かった先は素盞雄神社。
 
ところでこの「素盞雄」、読めます?
勘のいい人なら、素をス、雄をオと読み、間を補うことでわかるんでしょうね。
 
私は全くわからずでしたけど、そう、スサノオです。
 
創建は795年、黒珍という修験道の高僧が礼拝し続けていると、奇岩が光を放って二柱の神様が現れ、素盞雄大神と飛鳥大神を名乗ったのが始まりなんだとか。
1,200年以上の歴史を誇る神社なんだな。
 
その奇岩に因むのか、狛犬が乗る岩がかなり大規模。
他では見たことないので、この狛犬だけでも観る価値はあるかなと。
 
ご神木には、かなり風変わりな絵馬?
黒い枠が付いているなんて初めて見たな。
 
こちらも他では見ない木札。
かなり個性的な神社、境内はそれほど広くないものの、端から端までじっくり観たいけど…今日は時間がないや。
 
今回、この神社に来たのは芭蕉の句碑を見るため。
「千寿といふ所より船をあがれば 前途三千里のおもひ胸にふさがりて 幻のちまたに離別の なみだをそそぐ「行く春や鳥啼き魚の目は泪」」
 
赤い和傘、写真には写っていないですけど、大きな笠も。
いかにも旅立ちの風景、素盞雄神社の最大の見所です。
 
隅田川沿い、線路近くまで歩いたところには日枝神社。
山王清兵衛という別名があるそうなんです。
 
山王清兵衛とはなんぞや。
虫歯持ちの侍だったそうですけど、痛みに耐えかねて何と切腹してしまったんだとか。
 
確かに虫歯は痛い。
しかも江戸時代、治す術も限られているんでしょう。
 
でも、それで切腹するって、凄すぎると思いませんか。
その後、千住の歯神として有名になったそうですけど、いやぁ、壮絶な話があったもんだ。
 
こんなのを見聞きできるのも、歴史ある街の千住ならではなんでしょうね。
 
 
素盞雄神社
東京都荒川区南千住6-60-1
主祭神 素盞雄大神、飛鳥大神
参拝時間 制限なし
 

2018年2月20日火曜日

【観光】千住宿、幕末の志士達の遺影を偲ぶ

冬場は汗をかくこともないので、街歩きには決して悪くない季節。
今回は、一度も行ったことがない街ということで北千住に。
最近は住みたい街としても人気が上がっているようですね。
 
まずは南千住駅からスタート。
駅前のロータリーはこじんまりとしていて、松尾芭蕉の像が立っています。
 
南千住から少し北に行った千住大橋、松尾芭蕉が奥の細道に旅立った地とされているのに因んでいます。
旅に出る緊張感を表しているのか、知性の中にも気が引き締まった表情。
 
南千住駅から常磐線沿いに3分ほど南に歩くと、小塚原刑場の跡。
当時を偲ぶものとして、延命寺には首切り地蔵があります。
 
この首切り地蔵、造られたのは1741年と年代物。
東日本大震災で左腕部分が壊れたとのことですけど、もはやそう言われてもわからないほどに修復されています。
 
隣の回向院とは、鉄道敷設で分断されるまでは一つの寺だったとのこと。
続いてその回向院に向かいます。
 
墓地に入ると、ん?カール・ゴッチって誰だ?
調べてみると、ベルギー人のレスラーで、日本のプロレス創世記に活躍した人なんだとか。
 
この墓ができたのは2017年7月。
狭い墓地内の一等地にというのは、カール・ゴッチ氏を慕う人が多いからでしょうね。
 
回向院に来寄ったのは、幕末志士の墓を拝むため、こちらは橋本左内のものです。
 
橋本左内は越前福井藩士、松平春嶽の側近だった人物。
14代将軍の継嗣に際して、春嶽を補佐して一橋慶喜擁立に動いたために安政の大獄で刑死しています。
 
回向院から少し離れた荒川ふるさと文化館前にも、橋本左内の像。
高さ60cm程度とおそろしく小さい割に、立派な建物に納まっているのが妙なのはまぁいいとしてと。
 
こんな像が故郷から遠く東京にもあるのは、当時の橋本左内の存在感を表しているのでしょう。
亡くなったのは26歳とのこと、短くても燦然と輝く人生、か。
 
回向院に墓がある幕末志士のもう1人は、超有名人の吉田松陰。
処刑直後に葬られたのがこの地だったとのことです。
 
吉田松陰も、亡くなった時は29歳。
若い才能、惜しいものですね。
 
他に頼三樹三郎の墓もあり、幕末志士ファンであれば、訪れておくべきお寺だと思いますよ。
 
 
【今日のワンポイント】
・小塚原刑場で刑死した人は、20万人以上とのこと。1651年から明治初期まであったというので、その歴史は200年強。毎年1,000人もが亡くなっていたということは、当時は死刑がかなり多かったんだなと。