モーションウィジット

2018年12月31日月曜日

【グルメ】年越しは蕎麦、だけじゃなくて今年はカツ丼も

今年も年越し蕎麦は地元の「更科丸屋」にて。
このお店の蕎麦、地元ではなかなかの人気なんです。
 
開店の11:30ちょっと前に着くと、どうやら少し早い時間から営業していた様子。
店内は満席で、既に食べ終えて出てくる人もチラホラいます。
 
5分も待たずに店に入れたものの、その後も外の列は途絶えずでした。
 
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今回はカツ丼セットを注文。
 
今年の春、梅ヶ丘のお蕎麦屋さんでカツ丼を食べて感動して以来、機会をみて食べるように。
出汁の効いたカツ丼、美味いですよね。
 
よし、温かいうちにと。
頂きま~す。
 
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丼は小型で、肉もそれほど多くはない。
でも蕎麦もあるので、セットとしては丁度いい量かな。
 
汁は薄めなので、肉や卵、ご飯の美味しさを損なうことはなし。
うん、美味いなとパクパクと食べ進め、あっという間に完食です。
 
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続けて蕎麦に。
細いながらもコシがあって、喉越しがいいんです。
 
箸で摘んでズズッ、ズズッと。
健康長寿、家運長命を祈りながら、うん、いい味だった。
 
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最後に蜜柑で口をサッパリ、これは嬉しいサービス。
このセットが800円というのは安いと思います。
 
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あまり実感がわかないけど、今年も終わりか。
 
今年もブログを読んで頂き、ありがとうございました。
皆さま、良い年の瀬をお過ごしください。
 
 
更科丸屋
047-334-2430(予約不可)
船橋市本中山3-22-5
営業時間 11:30~20:00
定休日 火、第3・第4水

【散歩】千代田区と中央区の境界の謎を知って

人形町から小伝馬町へ、人形町通りを進んでいきます。
 
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読売IS本社ビルというところに、何やらこれは…絵かな。
 
何かというと、この地に昔建っていた「末廣」という寄席。
銀座と呼ばれた場所あれば、寄席の一つや二つあっても当然ですね。
 
風情があっていいなぁ。
 
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その隣には、「玄冶店跡」の案内板。
岡本玄冶という江戸時代初期の名医がこの地に住んでいて、土地に借家を建てて庶民に貸していたことからこの名前がついたようです。
 
他人思いのお医者さんだったんでしょうね。
 
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牢屋敷跡に行く前にもう1ヶ所、神田八丁堀跡に。
 
駅の八丁堀とは別の八丁堀があった場所で、振袖火事の後に作られた掘。
現在は埋め立てられて、千代田区と中央区の境界線になっているんだそうです。
 
へぇ。
千代田区と中央区は、どこがどっちだかわかりにくいものですけど、こういう分け方だったのか。
 
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そんな過程を経て、小伝馬町牢屋敷跡に到着。
 
現在は十思スクエアという建物、十思公園がその一部だったらしい。
十思スクエア別館の横に、当時の石が積んであります。
 
十思スクエアというのは元小学校で、確か従兄弟が通っていた小学校じゃなかったっけかな。
この近辺に昔住んでいたビルがあったはずと、少し歩きまわってみたんですけど、40年前と景色が全く変わっていてどこだかよくわからず。
 
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ところで、牢屋敷のジオラマはどこにあるんだろう。
十思スクエア別館内だったという記憶があったんですけど、案内が見当たらず…
 
お、これか。
 
窓に貼ってある小さな紙、これに小伝馬町牢屋敷展示館と書いてあるぞ。
なになに、別館内のエレベーターホールってことは、この建物に入って行っていいんだな。
 
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あ、あった。
展示館と言っても、エレベーターホールにこのジオラマがあって、あとは展示パネルが数枚あるのみ。
 
ジオラマはそこそこ大きくて、ガラスだか透明プラスチックだかに覆われて見にくいものの、まぁまぁの出来栄え。
 
あ、西大牢って「立花登 青春手控え3」に出てたな。
拷問蔵…当時は残酷だったんだよなぁ。
 
もう少し見やすい工夫をしてくれればいいのにな。
せっかくのジオラマ、ちょっと勿体ない印象でした。
 
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十思公園に戻ると、これは…松陰終焉地か。
 
吉田松陰、小伝馬町で斬首されたのは1859年。
この碑は後世に作られたものですけど、かの吉田松陰に繋がる碑がこんなところにひっそり。
 
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そうか。
小伝馬町牢屋敷は未決囚の拘置所というだけでなく、ここで死刑も執行されていたのか。
 
この地で死刑になった人の数、200年間で2万人以上とのことなので毎年100人、3日に1人。
その他牢内で亡くなった人も多数、そんなに気軽に来るところじゃないかも。
 
とはいえ、江戸の歴史を語る場所、都心でもあるしぜひ一度どうぞ。
 
 
小伝馬町牢屋敷展示館
03-3546-5346
中央区日本橋小伝馬町4-4
利用時間 9:00~20:00
 

2018年12月30日日曜日

【散歩】水天宮からスタート、人形町を歩いて巡る

とある日曜日、この日は少し歩こうと思ったんですけど、さてどこに行こう。
悩んだ末に、NHKのBS時代劇でやっている「立花登 青春手控え3」の舞台の一つ、小伝馬町の牢屋敷跡を観てみようかなと。
 
跡と言っても建物は何一つ残っておらずなんですけど、十思スクエア別館にはジオラマもあるとのこと。
まぁ土地の雰囲気を感じるだけでも面白いですしね。
 
小伝馬町まで地下鉄で行く手もある一方で、半蔵門線でなら定期で行けることに気付いて。
歩くという目的もあるし、よし、水天宮前から小伝馬町へ、そして三越前というルートにしよう。
 
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水天宮前駅で降りて、まずは水天宮にお参り。
と思ったら、ん、何だこの階段、以前来た時とは作りが完全に変わっている。
 
調べてみると、2013年から2016年にかけて大幅改装しているとのこと。
社殿は変わらず2階ですけど、境内全体が免震構造となっているらしい。
 
水天宮って、儲かっているんだなぁ。
 
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水天宮といえばずっとこの場所にあったのと思い込んでましたけど、実は以下のような移転歴があると今回初めて知りました。
・江戸時代には、三田の久留米藩有馬家の上屋敷内に。
・明治になって有馬家のお屋敷とともに水天宮も赤坂に一旦移転、翌年に有馬家中屋敷のあった現在の場所に再移転。
 
そして今や駅名にまでなるほど、有馬家よりも名が通る存在になってますね。
 
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時計台は見たことあるけど…え、これって動くんだ。
 
11:00~19:00までの毎正時、小話「人形町の由来」が流れ、江戸の街や町人の暮らしが伝わる人形が登場するらしい。
今度、狙って見に行ってみるか。
 
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ここは蛎殻町銀座と呼ばれた場所。
銀座って、現在の銀座とどういう関係?
 
松平定信の時代、銀貨改鋳の不正が発覚、この地に銀座を強制移転したらしい。
っていうことは、明治時代に入った時の銀座はここだったのか。
 
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ん、街角にいきなり鯨?
 
操り人形のバネは鯨の髭、かつては東京湾にも鯨がいたり、人形町は東京湾からすぐ近かったり。
人形町と鯨は関係があったんです。
 
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日本橋幼稚園の横にある案内板には、西郷隆盛の屋敷跡という説明。
 
そういえば、錦糸町にあった勝海舟が少年時代を過ごしたという旗本の家も、現在は幼稚園になっていたな。
まとまった土地が残っていたというカラクリでしょうけど、両者が同じというのは面白い。
 
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隅田川近くまで歩くと、お、こんなに人が集まる場所。
 
何が人を集めるのかな。
ネットで調べてみると、ここは強運厄除けのパワースポット。
 
当神社の御守を持った出征兵が全員生還したとか、東京大空襲の際に境内建物は無事だったとか。
へぇ、それはお参りしていかなくっちゃ。
 
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実は金運祈願でも御利益があるとのこと。
なるほど、ちょうど年末ジャンボの時期だったので、当選祈願の方も多かったんでしょうね。
 
さぁて、人形町通りに戻って、次は小伝馬町を目指して歩くというところで、続きはまた明日。
 
 
【今日のワンポイント】
・江戸時代、有馬家は水天宮の賽銭や販売品で潤っていたとのこと。その額年間2,000両とのことで、今も昔も人気の神社、結構な収入があるものですね。
 

2018年12月29日土曜日

【料理】クリスマスのチキンは自分で焼いてと

遅れ馳せながら、今年のクリスマスイブの記事。
3連休の最終日で時間があったので、今日は料理を作ろうと決めて、近所のスーパーに行ってみました。
 
すると当日賞味期限の丸鶏が40%OFF、元が1,000円なので600円と超お買い得。
こりゃ焼くっきゃないなと購入、その他のオカズは…あれとあれだな。
 
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ということで作った一品目、普通のカプレーゼです。
 
食べてみて思ったんですけど、柿のカプレーゼの甘味の方が美味しいなと。
トマトで作るなら、極力甘いものを選んだ方が良いんだな。
 
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アボカドとスモークサーモンを重ねた料理。
アボカドは調味酢に1時間ほど漬けてあるので、若干の酸味と甘味があります。
 
これが意外に美味しい組み合わせ。
アボカドの調味酢漬け、他にも応用がききそうです。
 
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マッシュルームのニンニク風味焼き、これは少々焼きが足りなかった。
 
200℃のガスオーブンで7分ほどでしたけど、ニンニクの辛味が残ってしまったんです。
フライパンで、オリーブオイルを敷いて焼いた方が良さそうだな。
 
作り方は簡単で、マッシュルームの茎とニンニクと玉ねぎを千切りにして、傘に乗せて焼くだけ。
上手く焼ければ美味しそうな組合せですね。
 
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ぱっと見はトマトソースのようですけど、ミネストローネスープの作り方を参考に作ったもの。
 
ジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを1cm角に切っておき、オリーブオイルを敷いた鍋でニンニクを炒めて香り付け、野菜を入れて食感が残る程度に炒めます。
そこにバリラの「バジルのトマトソース」を投入、水も同量加えて15分ほど弱火でグツグツと。
 
「バジルのトマトソース」はコストコで購入してきたもの、基本的な味付けができていて、そのまま使えるので非常に便利。
これは常備しておいても無駄がない逸品です。
 
水を多めにして、ベーコンやパスタも加えれば、ミネストローネスープに
でも今回のもう一工夫は、玉ねぎのファルシをあわせたことです。
 
 
ところで、玉ねぎのファルシって何だ。
写真ではトマトソースにすっかり隠れてしまって、姿を確認できないな。
 
ファルシというのは、フランス語の「ファルス」由来の言葉。
「詰め物」という意味で、例えばロールキャベツやピーマン肉詰めなんかがこれに該当します。
 
玉ねぎの場合は、上1/3ほどをカット、そこに刻んだ玉ねぎを混ぜた合挽き肉を詰めます。
これをコンソメの素で作ったスープで15分ほど煮込んで、玉ねぎが柔らかくなったら完成。
 
注意点は、挽肉は膨張するので詰めすぎないことぐらいかな。
余った挽肉はミートボールにして、これもコンソメスープに投入してあります。
 
 
ファルシにトマトソースをかけて、擦ったパルミジャーノをふりかけて完成。
鍋を2つ使えば並行調理できるし、見た目も味もなかなかの一品、これはレパートリーに加えておくことにしよう。
 
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チキンには、シンプルに塩胡椒とローズマリーで下味をつけてと。
ココット鍋で千切り野菜とともに蒸し上げてから、鍋ごと200℃のガスオーブンで25分、鶏をひっくり返して25分焼いたもの。
 
皮はパリッと、肉は柔らかく。
期待通りに仕上がってくれました。
 
そうだ、肉の味が足りないところは、バルサミコソースで補ったので、その作り方をこの記事最下部の【今日のワンポイント】に書いておきます。
 
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最後に、近所のケーキ屋さんのモンブラン。
トナカイのクッキーが張り付いていて、いかにもクリスマスっていう飾りですね。
 
さて、正月休みに入って、今年もいよいよ終わり。
のんびりとして、鋭気を養いたいと思います。
 
 
【今日のワンポイント】バルサミコソースの作り方
・ココット鍋で鶏を蒸し上げた後、もしくはガスオーブンで焼いた後の野菜を使います。水分がそこそこ残っている状態であることがポイント。
・その野菜にバルサミコ大さじ1、醤油大さじ1を加えて火にかけて、酢の匂いが飛んだら完成。
 

2018年12月28日金曜日

【グルメ】辛いと評判の蒙古タンメン中本、初めて実食してみたところ…

前々から行ってみたいと思っていた、激辛ラーメンの「蒙古タンメン中本」。
たまたま出かける時間がお昼前で、そういえば亀戸店があったというのを思い出したんです。
 
御徒町店や品川店は行列が長かったけど、亀戸には他に来ようと思う理由はまずないだろう。
この時間なら、それほど待つこともないんじゃないかな。
 
お店に着いたのは11:30頃で、行列は店内のみ。
10人はおらずで、これならすぐに食べられるという、予想通りの展開でした。
 
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着席が11:50、着丼が11:55。
この程度の待ちで蒙古タンメンにありつけるのはありがたい。
 
よし、早速頂きま~す。
 
まずはスープから。
激辛期待で啜ってみると…
 
全然辛くないぞ。
むしろ味噌の旨味が強く、ごくごく普通に美味いのみ。
 
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そうか、この麻婆豆腐が辛さの元なのか。
 
一口食べてみると、確かに辛味はあるけど…騒ぐほどではないな。
スープと混ぜると、辛味より旨味が優って、これはなかなかのいい味。
 
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よし、麺はと。
中太で味のある麺で、スープ&麻婆豆腐の絡みもよし。
 
柔らかく煮込んだ野菜は好みが分かれるところでしょうけど、この麺とスープの組み合わせは美味いと思います。
 
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お店は亀戸駅の北東。
でも東口からよりも、北西口からの方が早くたどり着くことができます。
 
噂に踊らされていたようで、中本の蒙古タンメンは激辛とはいえず。
次は辛いとされる、北極星に挑戦してみようかな。


蒙古タンメン中本 亀戸店
03-3682-0024(予約不可)
江東区亀戸5-32-2 シャトーマルカ1階
営業時間 11:00~23:00 (日は22:00)
定休日 月
 

2018年12月27日木曜日

【料理】ローストポークの練習と、お手軽な料理を4品

今日は歯医者さんが14:30、中途半端な時間帯の予約。
どこかに出かけることもできずで、外も寒いし、今日は料理でも作ろうか。
 
年末年始に向けての練習で、ローストビーフかポークを作るとしてと。
あとは柿を使った料理も、そうだ、大根もたくさんあったんだっけか。
 
まぁこんな食材を使って、何品か作ることにしましょう。
 
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まずは野菜のマリネ。
エスカベッシュに魚を入れずに作ったもので、千切りにした野菜を何種類か、レモンも薄切り3枚を8等分して。
ワインビネガーと蜂蜜、タイムで香り付け、塩胡椒も加えて冷蔵庫で4時間寝かせて完成です。
 
もう少し寝かせた方が苦味は消えるでしょうけど、フレッシュさと歯ごたえは、この程度がいいんじゃないかなと。
口がさっぱりする一品でした。
 
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ツマミ2品を一つの皿に盛り付け。
 
手前にあるのは生ハム、中には千切り大根とルッコラの葉を巻いています。
そして最後に、オリーブオイル、醤油とレモン汁を和えたドレッシングに、みじん切り玉ねぎを漬け込んだのを回しかけ。
 
なかなかいい味でした。
 
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そして1列に並んでいるのは、柿にパルミジャーノ・レッジャーノをおろしたものを塗したもの。
黒っぽいのはバルサミコ酢で、レンジで水分を飛ばしてドロッとさせてあるんです。
 
柿の甘味にチーズのコク、そしてどちらにも相性のいいバルサミコ酢。
柿はやっぱり料理に使った方が美味いんだなと。
 
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ココットは、アボカド、キャベツとベーコン入り。
食べやすい大きさに切った上記具材をフライパンで軽く炒めて、生クリームを加えて煮詰めトロッとさせます。
 
それを半量ココット皿に入れ、卵を落としてから黄身の周囲に残りを入れてと。
ピザ用チーズ、パルメザンチーズを乗せて、オーブンで焼けば完成です。
 
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卵に火が通っているかがポイントですけど…
半熟かと思いきや、まだ少し早かったかな。
 
ガスオーブン200℃で7分、あと2分ほど焼くと丁度いいぐらいかな。
とはいえ、全てそのままでも食べられる具材だし、卵も黄身が全体に行き渡って美味しく食べられます。
 
これ、ぜひまた作ってみたい。
 
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メインのローストポークは、柔らかく焼き上がりました。
よし、今年はこの焼き方でいこう。
 
いろいろやってみましたけど、ガスオーブンが一番簡単で仕上がり間違いないかな。
肉の分量とオーブン時間について、【今日のワンポイント】にメモとして残しておきます。
 
 
【今日のワンポイント】
・肉は500g、オーブン160℃で60分。その後、アルミホイルで包んで休ませること30分。下味は塩胡椒とローズマリーで、オリーブオイルも表面に塗って冷蔵庫で1時間。オーブンで焼く前に、フライパンで表面に焦げ目がつくまで焼く。
 

2018年12月26日水曜日

【グルメ】100円寿司の150円皿、期待を超えるクオリティ

コストコで昼食をと思っていたら、フードコートがハンパない混み方。
並ぶと時間がかかりそうなので、えい、だったら車で動いてしまおう。
 
家に帰る途中、車を停められる店。
そうだ、回転寿司がいいかな。
 
今まで入ったことがないお店ということで、チェーン店の「はま寿司 船橋海神店」に行ってみました。
 
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100円の回転寿司ということで、正直期待はしていなかったんですけどね。
まず、寿司が回転していないことに気付き、このレーンは何のためと思いきや、配膳のためなんです。
 
注文はタッチパネル式の専用ハードから、そして寿司はレーンで運ばれ席の前でピタリと止まる。
一切人手がかからない仕組み、徹底的な省力化で、これなら労働力不足にも耐えられるな。
 
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オーダーしたのは、光り物3種、カキフライ軍艦巻き、ゆず塩炙り真鯛に甘えび。
どれもごくごく普通に美味しくて、これが1皿150円というのには正直びっくりです。
 
スーパーで買う寿司との決定的な違いは、シャリの固さ。
はま寿司のシャリにはゆるさがあって、口の中でホロっと崩れるんですよね。
 
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サーモンアボカド、ピリ辛ユッケ3種、大葉水ダコ、そして帆立。
 
うーん、アボカドでパワアップしたサーモンに、シャキシャキ玉ねぎの食感。
そして水ダコや帆立の新鮮さ。
 
かっぱ寿司やくら寿司で食べたのは、もう10年以上は前だろうな。
あれから随分と進歩しているんだろうけど、改めて、100円寿司ってこんなに美味しかったっけ?
 
ん、今回食べたのは150円が多かったんだ。
100円寿司だと、150円なら原価も1.5倍にできるはず。
 
なのでネタにもコストをかけられ、その分美味しいという構造なのかもしれないですね。
 
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2人でシェアして食べていたので、最後にもう一押し食べたいなと。
 
そこで牛ホルモン焼きうどんを追加、量はさほどでもなく、甘辛くてホルモンの旨味もあって、これ単独でも十分に美味。
B級グルメとしての完成度高し、でした。
 
 
このコスパなら、他の100円寿司にも行ってみようかな。
そう思わせるだけのインパクトある経験でした。
 
 
はま寿司 船橋海神店
047-420-8877
船橋市海神町西1-1206-1
営業時間 11:00~23:00
無休
 

2018年12月25日火曜日

【グルメ】銀座にて美味なワイン、スタミナたっぷり肉料理

銀座飲み、この日2軒目は「ビストロ・ヌガ」。
 
タルタルステーキが有名なお店とのことですけど、ところでタルタルステーキって何だ?
牛や馬の生肉、要はユッケのことで、タルタルの語源はタタールなんだとか。
 
ステーキというから焼いた肉にタルタルソースでもかけるのかと思いきや、全然違ってました。
 
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この店で合流のもう1名が既に着席していて、人参のラペを食べていて。
男一人で人参を食べているその後ろ姿が妙に可笑しくて、挨拶もそぞろに笑ってしまった。
 
もう一人が来るまではグラスワインにしておこうということで、ロワールのミュスカデを注文。
よし、一先ず乾杯!
 
お、このミュスカデ、意外にもスッキリした味。
ミュスカデってあの甘いマスカットのこと…ん!?
 
そうか、マスカットはミュスカ、デ、がつかないのか。
すっかり混同していたな。
 
しかもシュールリー、酸味が強調されていて、後味が長く続く仕上がり。
ロワールのミュスカデ、安めでスッキリした好みのワインと覚えておこう。
 
人参のラペ、シンプルなので素材勝負なんでしょう。
ほのかな甘みにドレッシングの軽い酸味、さすがプロのは作る味。
 
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次も野菜、自家製ピクルス。
浅漬けなので、これも素材が命です。
 
酸味の強いミュスカデにはぴったりの野菜2品。
美味しさに大満足のスタートです。
 
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砂肝のコンフィ。
 
コンフィも、フランス料理の調理法くらいにしか理解しておらず。
よし、調べてみましょう。
 
なになに、「コンフィはオイルで煮る」、なるほど。
 
肉に塩をすり込み、低温のオイルでじっくり加熱、冷凍技術のない時代の保存のための調理法か。
肉を柔らかく仕上げることもでき、肉汁を逃さずジューシーな仕上がりになるそうです。
 
確かにこの砂肝、柔らかくてしっとりした印象。
食感は砂肝っぽくないものの、軽めの赤ワインに合わせたくなる味です。
 
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なんて料理を楽しんでいる間に、お、最後のメンバーが来た来た。
久々の再開を祝してよし、シャンパンで乾杯!
 
おぉ、超辛口。
先程のミュスカデよりもスッキリ。
 
ビールよりも更に食欲をそそる風味、これを今日の1杯目で飲んだらさぞかし美味いだろうなぁ。
 
 
そうそう、後ろに写っている自家製パンも絶品の旨さ。
バターをたっぷりつけて、これを食べるだけでも満足できるお店なんですよね。
 
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ラタトゥイユは、煮込み用のトマトソースがほとんど乾いています。
でも野菜が煮崩れていないということは、圧力鍋でも使っているのかな。
 
自分で作るやつよりも野菜が美味なのは、基本は素材がいいからでしょう。
でも、こんな美味しいラタトゥイユを作れるようになりたい。
 
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さぁて、ここからがメイン、まずは仔羊のロースト。
 
焼くのに1時間かかる、だったかな。
早めにオーダーしておいたんですけど、これは是非食べるべき逸品。
 
羊の香りは意外なほどなく、少し変わった風味だなと感じる程度です。
肉は極めて柔らかく、生っぽく見える赤い部分にもしっかり熱が通っているんです。
 
1時間も焼くということは、低温調理なんでしょうね。
絶妙な焼き加減が本当に素晴らしい。
 
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お、これがタルタルステーキか。
そうか、桜肉、馬肉は生での提供ありでしたね。
 
洋風の味がついているのかと思いきや、生卵にインパクトあるのか、さほどには感じず。
むしろ普通にユッケを食べている感覚で、ワインを選ばない味なんじゃないかな。
 
 
お、そうだ。
ワインは、肉が出てきた頃からローヌのグルナッシュ・シラーにしていたんですよ。
 
ジューシーでスパイシー。
個性ある肉にも負けないパンチがあって、気取らず飲める豊穣なワインだったなと。
 
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蝦夷鹿のグリル、だったはず。
ワインは…あれ、もう1本飲んだんだっけかな。
 
久々に外で飲んだし、懐かしくて楽しくてすっかり飲み過ぎ。
 
蝦夷鹿も仔羊並みに美味しかった記憶はあるんですけど…
細部は覚えていない。
 
まぁいいや。
蝦夷鹿は常時ある訳ではないようですけど、次に行った時の楽しみにとっておきましょう。
 
 
たくさん飲んで食べたのでそこそこの金額にはなったものの、基本はリーズナブルで素晴らしい味。
ご馳走さまでした。
 
 
ヌガ
03-6254-5105
東京都中央区銀座6-12-2 東京銀座ビル1F
営業時間 平日 17:30~24:00、土 12:00~24:00、日祝12:00-22:00
無休
 

2018年12月24日月曜日

【グルメ】老舗ビアホール、粋なお詫びに心底感動

この日は銀座にて、前職同期の飲み会。
普段は北海道にいる方との久々の再開の日でした。
 
羽田に着く飛行機が19:40とのことで、開始が遅くなるので先に飲んでいようということに。
本飲みの店のすぐ近く、「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」にて飲み始めです。
 
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まずはオーソドックスに、サッポロ生ビール 黒ラベルから。
 
先に到着していたNくんのビールがまだ来ておらず、20分ほど遅れて着いた私が中ジョッキを注文すると、店員さんは配膳が大幅に遅れていることを認識。
すぐにフロア責任者みたいな方がお詫びにやってきて、「大変申し訳ございません。代わりにと言ってはなんですが、お二人の次の1杯はサービスさせて頂きます。」と。
 
「いやいや、そこまでやって頂かなくてもいいですよ。」とお断りしても、「お詫びの気持ちなので。」と引き下がらず。
結局はお受けしたんですけど、この一連の対応、さすが老舗のビアホールと感動しました。
 
 
仕事終了後の喉をビールで潤し、幸せな気分になるお客さんの気持ち。
これをよくよく理解され、少しでも不快な経験を取り戻したいと真剣に考えてくれているんですね。
 
私自身は特に待たずにビールをすぐ飲めて、更にもう1杯は無料。
極めておいしい体験だったなと。
 
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さて、まずは乾杯!
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ブハ~。
 
普段はビールをほとんど飲まないんですけど、このビールは爽やかで美味い。
クセがないので、味薄めの枝豆とも相性がいいなぁ。
 
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喉が渇いていたので、すぐに1杯目を飲み干してしまい。
次は何にしようかな…
 
「お好きなものどれでも。」と言ってくれているので、普段は飲まないようなものを選択する手もあるんですけどね。
ここは少し遠慮して、「琥珀ヱビス」をチョイス。
 
見た目通りで生ビール 黒ラベルよりもクセがあるものの、まろやかで複雑な味が2杯目にはいい感じ。
 
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「これ(カマンベール&アボカドのアヒージョ)、気になるんだよなぁ。」
「だったら食べよう。」
「でも次の店で肉料理食べられなくなりそう。」
「まだ時間あるし、大丈夫じゃね。」
 
そんな会話後に食べたんですけど、若者ならこの程度で騒ぐレベルじゃないでしょうね。
味はなかなかのもので、作り方は簡単そうだし、これは家でも簡単に作れる。
 
「琥珀ヱビス」にも負けないコクがあるんですよね。
 
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ここまで食べたところで、次の店に移動する時間に。
会計を済ませて店を出ようとすると、先ほどのホール責任者の方が再び「申し訳ありませんでした。」と。
 
あ、顔覚えているのか。
「いえいえ、非常に楽しく美味しく飲ませて頂きました。またお伺いしますね。」
「ありがとうございます!」
 
いやぁ、素晴らしい接客に再び感動。
一発でファンになる素晴らしいお店でした。
 
 
ビヤホールライオン 銀座七丁目店
050-5869-8782(予約不可、2階の「GRILL銀座ライオン」は予約可)
東京都中央区銀座7-9-20 銀座ライオンビル 1F
営業時間 11:30~23:00(日・祝は~22:30)
無休