モーションウィジット

2017年12月13日水曜日

【観光】土浦城、周囲の寺や川も有事の防衛線

土浦城を観た後、城の北部に移動。
旧水戸街道とは反対側で、旧城内に大きな寺を構えています。

まずは神龍寺、戦国時代の土浦城主である菅谷勝貞が開基と言われています。
土屋家の菩提寺でもあるので、藩内では格の高い寺だったのでしょう。
 
優しそうな顔の仏像に心が落ち着きますね。
境内はかなり広く、西門のすぐ裏手、いざという時は防衛拠点になったんだろうなと。
 
歩いて5分ほどのところには浄真寺。
こちらも境内は広く、北門近くにあるのでやはり城を守るための用途もあったんでしょう。
 
水城に大規模な寺、土浦城の特徴ですね。
 
浄真寺の北には、天然の防衛線となる新川が流れています。
川縁には桜の木がずらっと、花見のシーズンはさぞ綺麗でしょう。
 
川沿いを駅に向かって歩いていると、あ、ロバート・フライ機じゃないかな。
ちらっとではありながらも、少し遠方から午後の曲技飛行を観ることもできました。
 
駅近くには鷲神社、往時はここにも堀が巡らされていたようです。
境内の案内板によると、旧正月15日にジャカモコジャンというお祭りがあって、その日に味噌おでんを食べると風邪をひかないんだとか。
 
ジャカモコジャンというのは鐘や太鼓の音からきた名称らしいですけど、そんな風に聞こえたことはないですよね。
昔の人の想像力は凄い。
 
土浦駅まで戻ってきて、ほっと一息。
 
栃木の街を巡った時にも思いましたけど、かつて栄えた関東の小都市って意外に面白いんですよね。
さぁて、次はどこに行こうかな。
 
 
【今日のワンポイント】
・土浦の街巡り、今回のコースは全体で2時間半程度でした。疲れもたまらない程度だし、週末の散歩向きの1コースだと思いますよ。
 

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