モーションウィジット

2017年11月16日木曜日

【観光】勝鬨橋の歴史、無料の資料館で学ぶ

勝鬨橋、跳ね上げ式の橋ながらも、既にその役割を終えているというのは皆さんご存知でしょう。
 
でも今回行った「かちどき橋の資料館」についてはどうだろう。
私も今まで全く知らず、それなりの見ものだったのでご紹介です。
 
勝鬨橋は、真ん中の建物と建物の間が稼働したとのこと。
 
橋全体の長さは246m、そのうち可動部分は44m。
70秒かけて70度まで跳ね上げたのが往時だそうです。
 
勝鬨橋の袂、築地市場のすぐそば。
前の記事に書いた月島の渡しと並行して、かちどきの渡しが運行し始めたのが1905年、日露戦争の頃でした。
 
かちどきの渡しの額のすぐ裏、「かちどき 橋の資料館」が今日の記事のメイン。
 
この日は雨が降りそうだったこともあってか、見物客は私のみ。
入管は無料、中に入ると係のおば様が慌ててやってきて、パンフレットを1枚くれました。
 
元々、この建物は変電設備。
橋を動かすモーターは直流、交流電源を用いて中央に見える直流発電機を稼働させて、橋の稼働に使用したそうです。
 
橋の可動部分を固定する金具が展示してあったり。
 
電気の安定供給を監視するための設備も。
こういう古い機械は、見ているだけで気分が落ち着くものです。
 
橋の模型、忠実に再現してあるようですね。
ところで、勝鬨橋の名前の由来ってご存知ですか?
 
先程書いたかちどきの渡し、旅順攻略に由来する名前。
これがそのまま橋の名前に繋がったそうですけど、橋が完成したのは1940年、太平洋戦争に突入する時です。
 
太平洋戦争は負けてしまったけど、東京の交通を支える勝鬨橋、今も国民のために鬨の声をあげているんですね。
 
この日は橋を渡ることもなく、さぁて、次は場外市場へ。
少し早めのランチをというところで、続きはまた明日。
 
 
【今日のワンポイント】
・かちどき 橋の資料館、映像資料は26分とのこと。あまりにも長くて今回は諦めましたけど、勝鬨橋のことを本当に知るには絶好の資料でしょうね。
 

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