モーションウィジット

2017年11月15日水曜日

【観光】西欧文明の息吹もここ、聖路加国際病院の周辺に

再び聖路加国際病院に戻ってと。
 
病院の入り口にはこんなオブジェ、「 永遠~愛~天空に語らう 」というお題なんだとか。
 
小さな輪を両手で掲げる、どんな情景を想像したものなんだろう。
凡人の私には全くわからず。
 
建物の前に、いきなりマリア像。
両手を広げて、優しく人を迎え入れようという様子が印象的です。
 
明石小学校の角、外国人居留地の碑。
当時この地区に来た西欧人、どのような気持ちや暮らしだったのかなぁ。
 
一攫千金、知的好奇心。
今時の観光客よりも、日本に対する想いはさぞ深かったんでしょうね。
 
ん、カトリック築地教会って、かなり質素な建物だな。
この文字が無ければ見逃すところでした。
 
むむ、すぐ横に十字架が掲げられた教会っぽい聖堂。
 
この聖堂は昭和初期に完成したもの、花のレリーフは左官屋さんがつけたものなんだそうです。
八重桜の季節、それは綺麗なんですよと、自転車で通りかかった信者のお婆さんが嬉しそうに教えてくれました。
 
聖路加国際病院の敷地内に入っると、民家のようなのはトイスラー記念館。
トイスラーは、聖路加国際大学の元、看護学校の創設者なんだとか。
 
建物内に入れないのは少々残念ですけど、周囲には小川も流れており、近代的な建物に囲まれた異空間。
 
へぇ、かつてはアメリカ大使館がここにあったんですね。
トイスラーもアメリカ人、この地はアメリカに染まっていた時代もあったのかな。
 
と思いきや、シーボルトは…オランダ人だっけ?
 
調べてみると、オランダ人と称して日本に来たドイツ人。
オランダ語が下手なので、田舎出身ということにして誤魔化していたそうです。
 
立て札にはシーボルト事件についても書いてあったけど、それって何だっけ。
日本地図など、様々なものを持ち出そうとしてバレたというのがザックリとした概要。
 
医師でありながら諜報員、気骨があって頭もいい人だったんだろうなぁ。
 
そんなこんなの築地を離れて、次は勝鬨橋に向かおうというところで、今日はこれまでにしておきます。
 
 
【今日のワンポイント】
・聖路加国際病院の周辺、歴史だけでなく西欧文化の息吹も。狭いエリアながらも、なかなか見所が多いです。
 

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