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2017年9月7日木曜日

【旅行】政宗の本拠地、青葉城は戦仕様の堅城

瑞鳳殿に続いては、もう一つの代表的な観光スポットの青葉城(仙台城)に。
 
伊達政宗といえば青葉城のイメージが強いですけど、ここに城を構えたのは関ヶ原後の1601年。
であれば、移転の理由は主には商業経済のため、でも当初の青葉城は山城だったんです。
 
現地でわかるのは、青葉城本丸は要害の地で鉄壁の守りであること。
関ヶ原後にこんな城を作ったということは、いずれは徳川家に攻められることを想定していたのではと勘ぐってしまいます。
 
まずは有名な伊達政宗の像、仙台に来たらこれは見なくっちゃというやつですね。
どうってことはないブロンズ像ですけど、1枚撮って一仕事終えた充実感。
 
本丸跡から仙台市内をパノラマで。
 
写真右側ではスマホが下にブレたのか、仙台市内が高い位置に見えますけど、実際は逆です。
この見通しの良さは守城としての必須条件ですね。
 
本丸跡といっても、青葉城には天守閣は無かったとのこと。
基礎石をみると、相当に大きな建造物があったことが想像できます。
 
正宗時代には本丸のみ、その後に政務の便のため二の丸と三の丸を造営したそうです。
こうやって全体を眺めると、本丸、すなわち築城時の青葉城が独立した城だったいうことがよくわかりますね。
 
凄い高さの石垣、これは震災時にも崩れなかったようで、大した技術力だなと。
 
二の丸に向かって降りていくと、中門の跡。
 
そして大手門跡には脇櫓、これは1967年に再建されたものだとか。
 
以上、城とはいってもほぼ石垣しかないので、一般的な観光スポットとしてはあんまり面白くないかもしれません。
ただ、城好き・歴史好きの方には、まず落ちることがないであろう堅牢な城ということがわかるんじゃないでしょうか。
 
 
ついでなので、この日の観光で使った市内観光バス、「るーぷる仙台」について。
青葉城の急坂、このバスを使って本当によかったと思ったんですよね。
 
バスの出発・到着点は仙台駅、市内を一方向に周回するバス。
停留所は16箇所、仙台市内の主要な観光スポットを全てこれだけで巡ることができます。
 
土日祝は15分間隔で運行されているので、待ち時間もそれほどでもなし。
料金は1日券乗車券で620円、一回乗車が260円なので、3回乗れば元をとれる計算と、市内観光にはもってこいの交通手段です。
 
運転手さんが言っていましたけど、バスは1台5,000万円程度と豪華なもの。
ただ、重心が高くてタイヤが小さいので、運転はそれほど楽ではないらしい。
 
確かに乗り心地はそれほど良くないし、車内が狭いので混むんですけどね。
でも便利さが勝るので、これはお勧めです。
 
 
【今日のワンポイント】
・「るーぷる仙台」の1日乗車券があると、瑞鳳殿の拝観料も100円引き、450円になります。
 

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