モーションウィジット

2017年9月6日水曜日

【旅行】一見の価値あり、伊達政宗の豪奢

松島海岸駅から仙台までは40分、そこからバスに乗って、まず最初の観光地は瑞鳳殿に。
 
瑞鳳殿は経ヶ峯という山の中。
仙台城のある青葉山とは、大きく湾曲した広瀬川を挟んだ隣の峯なので、仙台城防衛上の重要なポイント。
 
伊達政宗がここに自分の墓を、と指定した理由がよくわかります。
 
まずは急勾配の坂を登ったところにある瑞鳳寺から。
伊達家2代藩主の忠宗が瑞鳳殿造営の際に開基した寺です。
 
本堂は普通の寺っていう建物、すぐ側にある高尾門がお洒落な雰囲気。
3代藩主綱宗の側室、椙原品の屋敷門を移設したもの、白壁と周囲の緑との色合いがいい感じです。
 
さぁて、瑞鳳殿目指して、再び急な坂を登ってと。
むむ、その先には階段か…
 
ようやくたどり着いた瑞鳳殿。
まずは漆塗りの唐門からして豪華です。
 
そして拝殿は、カラフルさに圧倒されます。
オリジナルは戦災で焼失、この建物は1979年に再建されたものだそうですけど、それにしても豪華絢爛。
 
お、草葉の陰じゃなくて、拝殿の奥には伊達政宗か。
 
仙台伊達家は、加賀前田100万石、薩摩島津72万石に次ぐ江戸時代の石高3位。
さすがは奥州の雄、伊達政宗っていうところですな。
 
2代藩主忠宗、3代藩主綱宗の霊廟もこの地にあり、それぞれ感仙殿、善応殿という名が付いています。
 
どちらも瑞鳳殿よりは質素であるものの、それぞれ豪華なものであることには違いなし。
4代藩主綱村の時代には財政が逼迫したせいか、以降は霊廟建築は止めたようですけど、一度作ってしまうとメンテも大変、止めるという判断は大正解でしょう。
 
江戸で死去した9代藩主周宗と11代藩主斉義の御廟はこの地に、夫婦並んでの石塔でした。
 
伊達家の栄華を知る場所として、瑞鳳殿は貴重な場所。
仙台一の観光スポットでした。
 
 
瑞鳳殿
仙台市青葉区霊屋下23-2
022-262-6250
拝観時間 9:00~16:00(12月~1月)、16:30(2月~11月)
拝観料 550円/大人1名
 

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