名古屋に戻る途中、ついでなので清州城を見ていこうという意図でした。
スマホで地図を確認しているんですけど、こんな風景の中を歩くと不安を感じますよね。
この先に本当に城なんてあるんだろうか。
すれ違う人がいるわけでもなく、平日だとこんなもんなのかな。
清州城、今ある天守閣は1989年に作ったものですけど、元々は織田の主家、斯波氏が1405年に築いたもの。
その後、織田家を継いだ信長が10年間居城にしており、桶狭間の戦いにもここから出陣したとのことです。
お、これがその1989年製の天守閣か。
想像していたよりも立派な雰囲気があるなと思いながら近づいていきます。
三谷幸喜の「清須会議」はここで撮ったんじゃないだろうな。
内部はどんな構造になっているのやら…
あれっ、前の観光客が引き返してくるぞ。
「月曜日は休館日だって～」
…
そうか、観光地にはよくある話ですよね。
岐阜城はチェックしたんですけど、清州城はすっかり見落としていました。
仕方ない。
名鉄の新清洲駅を目指す途中、古そうな民家を写真に収めたりしながらと。
1609年、清洲から名古屋への遷府で城が無くなり、周囲の人も移り住んだとのことなので、古いものは一切残っていないんでしょうね。
まぁそれほど期待をしていた訳ではないですけど、見れなかったとなるとちょっと悔しい。
よし、次回は清州城にも。
そう決心しながら、名鉄に乗って次なる目的地、熱田神宮に向かいます。
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